政策

政治の原点 – 過疎が加速する原因 –

わたしの政治の基本は中之条町長時代につくられました。それはなぜ地方は過疎になるのかという問いから始まります。従来、過疎から抜け出すには都市になることだと考え、都市化することを私たちは目指してきました。しかし都市には向かない地域を都市化しようとすることはさらに都市との格差を生むことになると気づいたのです。

「過疎から抜け出すために都市化する」そのことが過疎を加速させる原因となっていたのです。

「美しい村」という発想

美しい村そこで、機能的な都市に対して情緒的な田園という新しい切り口で地域を捉え直してみました。つまり、都市を目指すのではなく、美しい自然溢れる地域をつくることこそ必要なのだと仮定したのです。その答えは「美しい村」でした。

世の中に「美しい村」という認識がないものかと調べたところ、フランスでは1982年に「フランスの最も美しい村協会」が設立され、そういった活動が生まれたことを知りました。また、日本でもフランスに範を取り2005年に「日本でもっとも美しい村連合」が発足したことを知りました。わたしは美しい村連合に加盟することで、マイナスイメージを払拭し、村の素晴らしさを地域に浸透させようと考えました。しかし、加盟には厳しい条件があり、初めは書類審査で落とされました。しかし再度書類審査の結果、ついに加盟を果たしました。今では中之条町の伊参地区と六合地区の2地区が加盟するという稀なケースです。

現在この活動はフランス・イタリア・日本・ベルギー・カナダの世界連合まで発展しております。ヨーロッパでの美しい村の位置付けはとても高く、住んでいる人も誇りをもっています。あがつまという地域でもそのすばらしさを再認識し、誇りをとりもどすことが大切だと考えます。

(「合併して日本一の村になろう」というのもそういった発想の延長線上でしたが、理解していただくには至りませんでした。)

「クリエイティブ・シティ」

クリエイティブ・シティそしてもうひとつ考えたことがあります。それは私たちが目指している都市には問題がないのだろうかと云うことです。都市は都市で厳しい都市間競争にあり、生き残りをかけて様々な模索をしております。そこで、都市を目指すのではなく都市が目指すものを目指してはと考えたのです。

都市が目指すもの、それはクリエイティブ・シティ(創造都市)でした。日本では横浜、神戸、金沢といったところが創造都市を目指しています。中之条町は小さな自治体ですが、都市が目指すところを目指す創造農村という考えが必要だと思ったのです。(*「創造農村」という本も出版され、私も一部執筆しております)

この2つの取り組みは矛盾するようですが、複線化が必要だと考えた結果です。

集落はひとつの家族 みんなで助け合えればしあわせ!

過疎は人口の減少にはじまり、田畑山林の荒廃、集落機能の低下と深刻化している。しかし、様々な問題に対して個別の政策で対応するというのは容易ではありません。むしろ集落をひとつの家族のような存在にすることができれば、多くの問題は自治的に解決します。コミュニティの自治化、コミュニティの家族化がその答えだと思います。集落の家族化を支援することに解決策を見いだします。

ふるさとへの誇りを回復し、地域愛をそだてましょ!

過疎の根底にあるもの、それは人口減少でも、田畑山林の荒廃でも、集落機能の低下でもなく、それは私たちの心にあるのです。ふるさとへの諦めが、ふるさとへの自信の喪失が、真の原因だと思うのです。ふるさとを「こんなところ」と言ってしまうことが最大の問題なのです。ふるさとへの誇りの回復、それこそが最も大切だと思っています。

中山間地議員・女性・有志連合を立ち上げ一致団結!

中山間地は人口も少なくその結果議会に占める議席も少なく、大きな声となりません。そこで、横断的な連合組織をつくることで小さな声を大きな声へと変えていきます。
※特に女性の視点をどう反映するかが連合設立の目的です。

スローライフタウンという暮らしは素敵!

現代人は時間病にかかっています。つねに時間に追われて生きています。しかし、その無意味さにどこかで気付くことがあるはずです。ゆったりした時間こそ豊かな人生だと。スローライフのための空間・場所を求める時代になることを見越してスローライフタウン構想をはじめます。
※仕事を人生の中心に据えてベッドタウンに居を構えるというスタイルから、生活を人生の中心に据えてスローライフタウンに居を構えるというスタイルへ変化すると見据えて、新しい豊かな暮らしの提案。時間病から解放。

入内島道隆の主な政策
  • 生活基盤:医療過疎からの脱却「産婦人科を取り戻そう」
    生活基盤の地域間格差の解消が急務。いまや衣食住から医食住の時代。

  • 集落スタイル:集落の家族化
    家族の誰かが幸せになれば、家族みんなが幸せな気持ちになり、誰かが困れば全員でなんとかしようとするのが家族。集落も家族のようにという考え。

  • 生活スタイル:時間病からの解放「上信自動車道とスローライフタウン」
    すべてを効率的にこなすことを求められる現代社会では、常に時間に追いかけられて生きている。現代人は時間病に悩まされている。時間病から解放されてスローライフを求める時代がすぐそこへ。あがつまスローライフタウン構想!上信道との連携で仕事とスローライフを両立。

  • 環境スタイル:未来を見据えてのツェルマット化「世界基準の観光リゾートへ」
    吾妻の観光地はその多くがドン詰まり、じつはそれこそが世界基準への切符。車のない観光地というスタイルで環境と共生し、種々の問題解決と鮮烈な吾妻ビジョンの確立へ。

  • 文化スタイル:文化芸術の香る街へ「地域をブランド化する文化力」
    フランスが国家としてのブランドを維持するために力を入れていること、それは経済ではなく文化。文化をエンジンに経済を牽引。吾妻ブランドを文化芸術の力で。

  • 食のスタイル:農業を多面的機能から再評価「食の安全保障」「地域内自給率の向上」
    健康にとって一番大切なことは、口に入れる食料の質。農の重要さを多面的に評価する価値観を共有できる社会へ。

  • 交通スタイル:公共交通の維持のために
    脆弱な公共交通や不利な過疎地での物流を維持するため、過疎地公共交通への優遇税制(ガソリン税軽減)の提案。
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